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花ごよみ

花ごよみ

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リバティ


~私から生まれる 私の言葉たち~

必殺技で 一気に問題に片を付けられる
『無敵のヒーロー』ではない私

悩みに対する答えが載ったまじないの書を持つ
『善い魔法使い』ではない私

専門的な 知識を持った
『プロのカウンセラー』ではない私

そんな ただの ちっぽけな一個人が
自分で 自分に言い聞かせてきた事
自分が 自分の為に導きだした論理


今までの自分の中に 少しづつ生まれ育った
いくつもの 想いと 言葉たちが 

今 何かを求めている人達に
例え ほんの たね火ほどでしかないにせよ
灯りを供する事が できるのならば
これまで思い悩んだ事も
あながち無駄だったとは思えない


私が ここに標す言葉達は
私が これまでに 
自分の人生を通して見た事 そして感じた事

今を含めた 
これまでの私自身が想った事 そして学んだ事 

誰かの為に残す言葉たちであっても
それらは
かつての自分に投げた言葉であり
今の自分が吐き出す言葉であり
これからの自分に持たせる言葉たち


所詮 時間の限られている
ちっぽけな私の人生
そこから こぼれた言葉たちが
例え ほんの少しでも
他の誰かの役に立つ


   これって   すごい

青花らいん

~思考の糸~

焦り

   煮詰まり

        カラ回り


一度に 考えようとして
思考の糸が 絡まった

焦って
無理矢理引っ張って
解けぬ自分に 苛立った


(落ち着いて)

       (深呼吸)

   (焦らずに)

 
 (大丈夫)


どこかで  誰かが  囁いた


   張り詰めた糸が  

     ふいに  

     緩んだ  

青花らいん

~喝入れ 再び~

誰かが 見てくれている
と云う事

誰かが 気にしてくれている
と云う事


それが  私の  原動力
それが  私の  気合の元


見てくれている『誰か』に恥じない様に

気にしてくれている『誰か』に 
これ以上手間を取らせない様に 頑張ろう


   『誰か』の眼差しを通して 

        私は

    私に喝を入れるのです

青花らいん

~想いと 言葉~

お座なりに
口先から引っ張り出された言葉は
例え
百万もの言葉の集合体だったとしても
相手の心の表面を 
ただ 
すべるばかり

しかし
胸の奥底から紡ぎ出された言葉は
例え
たったひとつきりの言葉だったとしても
相手の命の中心を
間違い無く
射抜くもの

本気の想いは
必ず届く


本気の言葉は

必ず  

届く

青花らいん

~ばかもの~

憶病者は
あまりに 幸せだと
つい
不安になってしまう 

憶病者は
あまりに 幸せが続くと
いつか 突然に
『はい ここまで』
って 打ち切られて
取り上げられてしまいそうな気がして
つい
逃げ腰になってしまう


憶病者は 
思いあまって 訊ねた

『ほんとにほんとにほんっっっとーーーに

    私で    いいの?』


答えは ひとこと

優しく頬を打つような
ひとこと

      『ばかもの』

青花らいん

~想いの奔流~

想いの流れが 急ならば

むりやり曲げる事はせず
むりやり塞き止める事もせず

ゆっくりと
深呼吸ひとつして
流れの幅を 広げてみよう

『あなたのために/あなたに/あなたが/あなたは』
と 必死になるよりも
『わたしは  こんなに  あなたが  すき』
と ゆったり 想いを流してみよう

急な流れがぶつかれば
水は 氾濫するけれど
ゆったりとした流れが合流すれば
ゆたかな本流となって
辺りを うっとりと潤し乍ら 
やがては 海へと 辿り着くものだから

青花らいん

~春爛漫~

今年は
咲き遅れた花と 
早咲きの花とが
競い合うかの様に咲き乱れて居りますね


春の奔流 雪柳

咲き残って 己が存在を香りでしめす 沈丁花

砂糖菓子の様な 可愛らしき色合いの 桃

鮮やか色の蕾をふくらませた 山吹


  そして この時期の主役


淡き薄紅 夜目にも明き 桜花


  その足元に 小さく揺れて 

菜の花 蒲公英 なずな すみれ イヌフグリ


毎年
春の匂いに気付いた途端
なんだか じっとしていられなくなって 
春を身体中で感じたくて
ウキウキと 自転車をまわします

今年は
町中が桜並木の場所をみつけました
文字どおり『縦横無尽』の 桜並木

薄紅色の泡のような桜に混じって
時折 恥ずかし気に 紅白しぼりの枝垂れ桜

真新しい制服に『着られた』子供が ポーズをとって
お父さんに あれこれ注文をつけられながら記念撮影

道行く車が 
ゆっくりと 
歩く様に 
脇をすり抜けていく


なんだか

ほんわりとした

春の日の一コマでした

青花らいん


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